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前原代表記者会見(2024年9月27日)

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【冒頭発言概要】
 さきほど自民党の新総裁に石破茂さんがご当選をされました。心からお祝い申し上げたいと思います。決まったときのうれしそうな顔を見て、本当に5回目でようやくつかみ取った総裁の座、率直にうれしかったのだろうなと思いました。少し涙ぐんでおられるようなところもありました。私は初当選来、安全保障を一つの専門でしてまいりました。石破さんとは25年ほど前から超党派の安全保障議連というものをつくり、有事法制をまとめたり、国民保護法制をまとめて与野党で交渉したりということとか、あとはそれとは別に海洋基本法という議員立法をつくったのですけども、そのフォローアップチームの代表が今、石破さんで私も共同代表させていただいておりまして、主にこういった安全保障やあるいはエネルギーといった国益にかかわることをともにやってまいりました。
 私、個人的には自民党で最もお付き合いのある方でありまして、食事、カラオケ、あるいは鉄道の番組取材、あるいは対談など多くを石破さんとは行いまして、個人的には大好きな人物であります。ただ、自民党総裁となられた以上は私からすると、まずこの凋落の30年というものをどう克服をしていくのかという、やはり国家像をしっかりと示していただきたいというふうに思いますし、そして何よりも国民は裏金の議員のことは忘れていない、そして統一教会との関係を忘れていない、これについて毅然とした対応をとれるのかどうなのかというものを見ている。つまり今は、おめでとうと申し上げたいけれども、これからどういう人を党の役員にするのか、あるいはどういう内閣をつくるのか、そのときに裏金議員、統一教会との関係をどのように整理をするのか、そこは野党の一員としてシビアに見ていきたいと思っております。
 とにかくお祝い申し上げ、個人的には本当にうれしいことでありますし、今までも、もう俺は総理、総裁になれないから鳥取へ帰って知事になるということをおっしゃったこともありました。それを止めたこともありましたけれども、そういう意味では本当に個人的には5回目の挑戦で総裁になられたことを本当に心からお祝い申し上げたいと思いますけれども、日本のためにこれからしっかりと頑張っていただきたい。私も国益に基づいた、野党の立場で厳しく、建設的に国会論戦には臨んでいきたいと思っております。

※会見の模様は以下よりご視聴できます。

前原代表会見(2024年9月27日)