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代表定例記者会見(2024年2月22日)

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【冒頭発言概要】

 まず、24日に2回目の能登半島地震の被災地の視察に日帰りで行ってまいります。維新の柴田巧参議院議員が御地元ということで、柴田議員にいろいろアレンジをしていただきまして、主に内灘町というところが中心になろうかと思いますけれども、まだ避難されている方、2次避難所、そして内灘町長との面会、御要望を承るということの中で、しっかりと現時点におけるニーズというものを把握し、そしてしっかりと実現するための取り組みを行っていきたい、このように考えております。

 2つ目につきましては、政倫審でございますけれども、この政倫審の問題は、安倍派、二階派の事務総長経験者が全て出られるということでございまして、まずはしっかりと責任を果たしていただき、そしてそれが果たして十分なものなのかどうなのかということ、つまり人数もさることながら、安倍派、二階派が組織的にどのようなことが行われていたのかということがしっかりと国民に対して説明責任を果たしていただけるかどうかといったことが大事なことではないかと思いますし、不十分であればさらに参考人、あるいは虚偽答弁をしたときには罰則規定がある証人喚問といったことが考えられるのではないかと思いますが、まずは政倫審においてしっかりとお話を伺うということが大事なことではないかというふうに思っております。

それから2月の終わりでございますけれども、今後、我々教育無償化を実現する会としては、日本維新の会さんと統一会派を組むときに、政策的には3つのポイントについてしっかりと我々は行っていくということを確認しております。

 一つは、教育無償化のための基本的な考え方をまとめるということであります。今、統一会派の中では、高校教育の無償化についての法案が議論されておりますけれども、これに加えて、やはり全世代型の教育の無償化にかかわる法案というものをつくらなくてはいけないということで、それをパラレルでしっかりと、まずは高校無償化の法案を出すということに、なろうかと思いますが、全世代型の教育の無償化をどのように実現をしていくのかということ、これは我々の絶対に達成したいと思う1丁目1番地でございますので、これについてはしっかりとこの国会でまとめて法案を出すところまではいきたいと思っております。

 それからAll for Allの考え方、そして労働法制につきましても、並行してしっかり議論をし、両党間での考え方をすり合わせ、まとめていくということをしっかりとやってまいりたい、このように考えております。

 いずれにしても政治と金の問題が議論の中心になっておりますけれども、日本のこの凋落をどうとめるのか、目の前のことも大事でありますけれども、やはり日本の立て直しのためには、やはり人への投資、人材育成というものが時間はかかるけれども、大事なことでございますので、これはしっかりとぶれずにやり遂げるということ、このことについては、これからも我々としては関心を持っていきたいというふうに思っております。

 最後に使えるつけ加えるとすれば、国民民主党時代から我々、関心を持って立法作業を取り組んでまいりましたサイバー安全保障基本法案それから「新しい国のかたち(分権2.0)協議会」でつくりました、国の立て直しの法案これにつきましても、会派の中でしっかりと議論をして、両方とも法律を出すということで、今話を進めております。サイバーセキュリティーについては安全保障上大変重要なテーマでありますので、これについては今日、我々の考え方を維新の方々にも説明をさせていただきました。ぜひ共同提案という形にしていきたいというふうに思いますし、またちょっと休眠状態でございました「新しい国のかたち(分権2.0)協議会」につきましては、もう法案ができております。もともとは立憲、国民、維新で共同提案をしようということでまとめていたものでありますけれども、立憲さんがなかなかその内容には折り合っていただけないということで、待ちの状態が続いておりましたけれども、我々も国民民主党から離れて、今、維新さんと統一会派を組んでいるということでございますので、一旦はこの法案については維新さんと協力をし、提出をさせていただきたいということで、馬場代表とも話をして、お互いに共通認識を持っておりますので、そういった作業もこれからやっていきたい、こう思っているところでございます。

※会見の模様は以下よりご視聴できます。

前原代表定例会見(2024年2月22日)