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前原代表定例記者会見(2024年3月28日)

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【冒頭発言概要】

  先週、日本維新の会の馬場代表に対して長崎3区、そして東京15区の公認候補者への推薦状を渡しました。私は41日に対馬へ井上候補の予定候補の応援に行かせていただき、そして4月に東京15区、江東区の金澤さんの決起大会がありますので、それにも出させていただこうと思っておりますし、時間を見つけて期間中でも応援に行かせていただきたい、このように思っております。

 さて、昨日、一昨日と岸田総理が安倍派幹部に対してヒアリングを行われて、そしてこの裏金キックバックの再開に森元総理が絡んでおられたという話が今流れております。これは大変ゆゆしき問題だと思っています。国会を何と考えているのかと、政倫審というのは一体何だったのかと、誰もが出てこられて自分の知っていることを正直に話すとおっしゃっていたにもかかわらず、核心にかかわることを話しておられなかった、隠しておられた。そして、岸田総理のヒアリングに対して、自分の処分が目の前にぶら下げられてビビったのか、恐れおののいたのか分かりませんけれども、まあまあ白状したということでありまして、その意味においては本当に国民を愚弄する話であり、参議院が開会してない、止まっているということは当然であるとこう思っております。

 この問題については、従来から実態解明、これを前提として処分けじめというものを行い、そして4月から特別委員会で行われる政治改革特別委員会で、いわゆる再発防止策、政治資金規正法強化などの対応をとるということであり、この大前提である実態把握がまだ去年の11月ぐらいからずっとぐずぐずと行われていて、ようやく何か核心の部分に触れ始めたということでありまして、徹底的にこれは明らかにしていかなくてはいけない。

 従来から申し上げているように、証人喚問野党が要求している方々がおられますけれども、私はヒアリングを行われた岸田さんが出てこられるべきだと、証人喚問に岸田さん自身が応じて、そして洗いざらいしゃべられるべきだと、それが自民党総裁としてのけじめのつけ方だと私はそう思っておりますので、そのことをしっかりと会派の中でも申し上げていますけれども、今、野党足並みをそろえるということで、証人喚問については間際の方々ということになっていますけれども、私は総理が証人喚問に応じられるべきだとこう思っておりまして、しっかりとそういったものも含めて真相究明に当たっていきたいと考えております。

 

※会見の模様は以下よりご視聴できます。

前原代表定例会見(2024年3月28日)