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代表記者会見

作成者: 教育無償化を実現する会|2024年01月25日

前原代表 定例会見(2024/01/25)
【冒頭発言概要】
まず、私の方から政治とカネの問題についてお話をさせていただきたいと思います。
自民党が中間報告をまとめられましたが、その中身については後述するとして、やはり今までのけじめというものをしっかりつけなで、派閥の解消ということで争点をずらす状況になってはいけないという思いを持っております。
検察の取り調べが終わって安心したのか、ボロボロと自民党の議員から自分は裏金がこれだけありました、未記載がこれだけございました、こういったことが出てくるわけでありますけれども、本来ならば自民党の総裁である岸田総裁が全ての国会議員に対して裏金はなかったのか、あるいは未記載がないのかということをしっかりと報告をさせるということが大事なことであり、それがないまま、派閥の解消で、自民党の新たな出発なんだということについては、到底納得ができないのではないかというふうに思っております。
その意味では繰り返しになりますけれども、全ての国会議員の裏金があったかなかったのか、そしてまた未記載があるのかないのか。これについて報告をさせるということが大事なことだと思います。
それに加えまして、派閥というものをなくして人事、そして金というものをなくすのであれば、今の岸田内閣というのは派閥の推薦によって成り立っている内閣でありますので、内閣改造するのが本筋であるというふうに思います。
本当に派閥からの申し送り人事というものをなくすという強い意思を持つのであれば、今の内閣のあり方を見直すということは当然であって、それがないまま、派閥をなくしましたと言われても、金、そして人事について、推薦を受けませんと言っても、国民には説得力がないのではないかと思っております。
今、中間取りまとめということでありますが、明日から始まる通常国会の途中でも、自らが派閥の推薦というものではない内閣をしっかりつくり直すということがないと、そのまま、ずるずる派閥の影響を受けた岸田内閣が存続をするということで、本気度が問われるのではないかとこう思っておりますので、その点については指摘をさせていただきたいというふうに思っております。
今、我が党でも政治とカネの問題についてのお考え方を取りまとめしておりまして、今までに一定の方向性というものが出ていますのは、企業団体献金の禁止、そして旧文通費の公開、これらについてはしっかりやっていこうということでありまして、あとのポイントというのは、企業団体のパーティー券購入についてどうするのです。
私は、禁止をすべきだというふうに思っております。
それから政策活動費、についてはなくすという御意見の党もあるみたいですが、使途を公開するということが、私は大事なことではないかと思っておりまして、その方向で党内を取りまとめられればいいなというふうに思っております。
今回の安倍派や岸田派の問題でも国会議員の立件がされたのは3件だけ。
そして会計責任者のみに責任を負わせるということ、安部派の幹部の中でも秘書に責任を押しつけるというそういった点がありました。
それが事実だとしても、秘書を選んだのは国会議員本人でありまして、最終責任は自分にあるとこういう意味において法律でもそれを担保するということで、連座制、政治家本人の責任の明確化、こういったところもしっかりまとめていきたいなというふうに思っております。
我々、今、日本維新の会さんと統一会派を組ませていただいておりますので、教育無償化を実現する会としてまとめて、そして日本維新の会とのすり合わせを行い、まずは会派としてのしっかりとした考え方をまとめていきたい。このように考えております。

それから、この統一会派を組むに当たりまして政策合意というものを行いました。我々透明教育無償化を実現する会、どういった無償化を実現するのかということについて、まずは日本維新の会さんと共通認識を持つということで、協議体をつくるということで合意をしておりました。
それが今日、スタートをするということで、両党の代表が共同座長と、そして両党の政調会長が共同事務局長ということでスタートいたします。
今日は日本維新の会さんが大阪で取り組んでおられる高校の無償化について話を伺うことになっておりますけれども、これからさまざまな事例とか、あるいは我々の問題意識も開陳する場を設けさせていただく中で、しっかりと法律をまとめる。
そして今国会で出てくる大学の無償化、3人以上という子供さんの場合だそうでありますけれども、そういったものに対する対案も含めてしっかり対応していきたい。
このように考えております。私の方から以上でございます。