嘉田由紀子副代表は15日、参議院予算委員会で教育の無償化や育児・介護、共同養育等について質疑を行った。
嘉田副代表はまず、高等教育まで含めた教育無償化が少子化対策の柱として重要性であると強調。盛山文科大臣に対し、所得や子供の人数に関係なく教育無償化を実現するよう求めた。盛山文科大臣は多子世帯や理工農系の中間層向けの奨学金拡充や、三人以上の子供を扶養している家庭への大学授業料無償化の導入などの方針を示した。
続いて、嘉田副代表は共同養育の促進と、離婚に直面した子供への社会的なサポートの必要性について小泉龍司法務大臣に質問。小泉法務大臣は「子供の幸せと利益の確保が中心軸である」と述べ、離婚時の実務面での手続きや講座の重要性を認識し、その実現に向けて努力していることを強調、子供ケアマネジャーの導入については検討中であると述べた。
その他、農村での子育て支援や、環境保全と災害対策についてなどを質問した。
※質疑の模様は以下よりご視聴できます。